リアルタイムレポート:Google アナリティクスがちゃんと動いてるのか確認しよう
前回の記事では
- Google アカウントを作る/ご自身のメールアドレスをGoogle アカウント化する
- Google アナリティクス(GA)トラッキングコードを発行する
- 発行したトラッキングコードをはてなブログ側で設定する
GAをはてなブログ上で稼働させるところまでをご案内しました。ちゃんと動いてくれているでしょうか?チェックしてみましょう。
リアルタイムレポート
解析ツールは多々あれど、原則としてどのツールも「サイトから飛んできたヒットを処理→蓄積→レポート化」この動きを行います。
アクセスがあったとしても、しばらくツール側でデータを処理する時間が発生するということですね。
ただし、GAのレポート群の中には例外があり、リアルタイムでヒットを確認できる機能がついています。リアルタイムレポートと呼ばれるものです。
リアルタイムレポートは通常のページレポートとは違うエンジンで動作しています
詳細はヘルプをご参照いただくとして、概要だけ。
リアルタイムレポートは蓄積→処理をする前のヒットを確認できるものなので、後から見るページレポートとかユーザーレポートとは必ずしも一致しないことがあります。処理の方法が異なるためです。誤差はどうしても出る、くらいに認識しておくといいと思います。
前置きが長くなってしまいました…それでは実際にリアルタイムレポートを使ってみましょう。
リアルタイムレポートでわかること
リアルタイムレポートはレポート群で一番上に配置されています。上から順に「ホーム」「カスタム」この次からがレポート群で、3つめに配置されています(2018年11月現在)。クリックするとリアルタイムレポートが開きます。
リアルタイムレポートでわかるのはどの地域からのアクセスがあったか、どのページにアクセスされたか、どんなイベント、CVが発生したか、大きく分類すればこの三つです。今回は「どのページにアクセスされたか」を調べましょう。
[リアルタイム]→[コンテンツ]を選択してください。
このレポートで調べられる属性は左から順に「アクティブユーザー数」「ページビュー数(分単位」「ページビュー数(秒単位)」です。
悲しいことにアクティブユーザーがいない、という状況でも…自分でアクセスすれば動作確認はできますよ。
自分のサイトにアクセスしてみましょう。ほかにユーザーがぜんぜんいない悲しい状態であれば特に気にする必要はないですが、もし他のユーザーと自分のアクセスを区別したいときには、URLに適当なパラメータをつけてアクセスすると区別できるようになります。このブログで実行するとなると、https://keninu.hateblo.jp/?=test みたいな感じに末尾に余計な値をつけておけばいいわけですね。
パラメータをつけるとこんな感じで区別ができます。
また、複数の行数を分単位で眺めたいときは、「表示: アクティブ ユーザー」を「ページビュー数(直前の 30 分間)」に切り替えておきましょう。
なんとなくGAの操作に慣れてきた感じしません?
興味があるところは適当にクリックしてみましょう。
というのも、GAはUIが結構独特なので、使い始めの人はだいたいアレルギーがでます。使いこなすには、まず触ってみて慣れるしか道はないんですね(もちろんそういう拒否反応が出ない方は、使いこなすまでも早い傾向にあると思います)。
導入とリアルタイムレポートの初体験が、あなたの今後のデジタルアナリティクスの第一歩となれば幸いでございます。
次回予告(次回も書くとは言っていない)
今後は実践編として、ページレポートの閲覧や分析の仕方…等に展開できればいいと考えていますが、固い話題で記事を書くのは疲れるので未定です。
※「娘がプラネタリウムを初めて見た後に、自分の乳首をつまんで「プラネタリウム!」という一発ギャグをあみだした」とかそういう「このファミリー、常にノーブレーキでバカだな」みたいな記事のほうが、私に向いているような気がします。それではまた。